厚生労働省は11月12日、検査薬の市販対象を拡大する方針で了承したと発表した。
現在検査薬は妊娠検査薬と生活習慣病にかかわる尿糖・尿蛋白の3品目だけであったが、排卵日を予測する「黄体形成ホルモンキット」や、腎臓の状態を調べる「尿潜血キット」など十数品目が検討対象となる。
また検査に使う検体は尿や糞便だけであったが、鼻水や唾液、涙を追加する予定である。
早ければ来年度中に市販化される。
政府がスイッチ検査薬を普及させる狙いは医療費の抑制。
セルフメディケーションを浸透させることで、病気の早期発見・早期治療を促し結果的に医療費を抑制させることを目的としている。医師会などの反発も予想される中、薬局薬剤師が存在感をアピールしていくことが普及のカギとなりそうだ。
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