【糖を排泄】SGLT2阻害薬の作用機序は?『スーグラ・フォシーガなど』

糖尿病は糖が尿中に出る病気でありますが、「尿中に糖が出る事が悪い」という常識を逆転させて開発されたのがSGLT2阻害剤です。

SGLTとは??
SGLT1とSGLT2の違いは?こちら↓↓↓
http://pharmacista.jp/contents/skillup/academic_info/endocrinology_metabolism/368/

では正常な方における、腎臓の近位尿細管を見てみましょう。

【SGLT2阻害】健康な方の近位尿細管


原尿中のグルコースの90%は、腎臓の近位尿細管のSGLT2にて血中に再吸収され、残りの10%が腎臓の近位尿細管のSGLT1にて血中に再吸収されます


健康な方は、SGLT1とSGLT2によってグルコースが血中に再吸収され尿中にほとんどグルコースが排出されません。

一方糖尿病患者では、近位尿細管でのグルコースの再吸収がキャパシティーオーバーしてしまう為、血中に再吸収しきれないグルコースが尿中に排出されてしまいます。

また、SGLTにて血中に再吸収された大量のグルコースによって血中の糖分が上昇するのです。

【SGLT2阻害】糖尿病の近位尿細管


では、SGLT2阻害剤はどのように作用するのか?見て行きたいと思います。


SGLT2阻害【スーグラ・フォシーガ】


糖尿病患者においてSGLT2が高く出現していると言われています。SGLT2を阻害する事で、尿中に糖を出し、血中へのグルコースの再吸収を減らす事で血糖値が下がるのです。


尿中へのグルコースの排泄が多くなる為、尿路感染症などには注意が必要になりそうです。

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