薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」運営会社の伊川勇樹です。
薬局を開局する時、保健所の立ち合い検査に向けて用意した器具。
特にロート台やメスピペット台などはダンボールにいれて倉庫に置きっぱなし・・・ってことはよく目にする光景です。
チェーン店の場合、開局の申請用に器具を使いまわすといった事例も巷で耳にしたこともあるのではないでしょうか。
現在薬局開局申請時に必要な器具ですが、
となっています。
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(規則第1条第 13 号)によって昭和36年に策定されたものなので、そりゃ現代に合わないですよね!!
現在、厚生労働省は薬局開設時に必要な器具の見直しを下記のように行うためにパブリックコメントを募集されています。
・ 液量器の規格、ピペット台、ロート台を削除する。
・ メスフラスコ、メスシリンダーについては、どちらか一方を備えればよいこととする。
・ イからカの設備及び器具について、同等以上の性質を有する設備及び器具を認めることとする。
特別反対意見がなければ上記改定が平成27年4月1日より施行される予定です。
今の時代に合わないことはどんどん意見を出して、無駄をなくして、より便利にしていきたいですね。
・追加記事
薬局開局に必要な器具、ピペット台及びロート台など削除-厚生労働省
備品の一覧についてはこちらにまとめています。
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