徐放性気道潤滑去痰剤である「ムコソルバンL錠45mg」(一般名:アンブロキソール塩酸塩)が帝人製薬より発売されました。
元々、ムコソルバンLカプセル45mgとして発売されておりますが、カプセルの長さが18mm、幅6mmとやや大きく、特に呼吸器疾患を持つ患者さんにとっては服用しにくいケースも見られました。
ムコソルバンL錠の大きさは?
直径約7.5mm、厚さ約6㎜となっており、従来のカプセル(長さ18mm、幅6mm)に比べると大幅に小型化された製剤になっています。
用法・用量は?
ムコソルバンLカプセルと同様に、
通常、成人には1回1錠(アンブロキソール塩酸塩として45 mg)を1日1回経口投与する。
となっています。
夕食後に服用することで、朝の痰の喀出困難に対して高い効果を発揮するとされています。
薬価は?
67.7円錠(2015年現在)
ムコソルバンLカプセルと同じ薬価になります。
剤形の取り違いに注意
臨床経験の豊富な薬剤師さんほど、ムコソルバンLは「カプセル」というイメージがついているのではないでしょうか。
今まではムコソルバンの処方があった時、「Lがあるか、ないか」のチェックでよかったと思いますが、「錠剤」が発売されたことで、
・Lなのか?Lでないのか?
・錠剤なのか?カプセルなのか?
のチェックが必要になりそうです。
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