肺動脈性肺高血圧症(PAH)治療剤オプスミット錠(マシテンタン)発売―日本新薬

オプスミット

エンドセリン受容体拮抗薬に分類される肺動脈性肺高血圧症(PAH)治療剤「オプスミット錠10㎎」(一般名:マシテンタン)が発売されました。

日本新薬のプレスリリースによると、

エンドセリンは血管を収縮させる働きを持つ体内物質であり、エンドセリン受容体に結合することで作用すると言われています。肺高血圧症の患者の体内にエンドセリンは多く存在しており、エンドセリン受容体拮抗薬は、このエンドセリンとエンドセリン受容体との結合を阻害する薬剤であります。

現在、肺動脈性肺高血圧症(PAH)治療剤は

・PDE5阻害薬(レバチオ、アドシルカ)
・IP受容体作動薬(フローラン、トレプロスト)
・エンドセリン受容体拮抗薬(ERA)(トラクリア)

の3つに分類され、オプスミットはERAに該当する薬剤です。

詳細情報
【製品名】
オプスミット錠10mg
【成分名】
マシテンタン
【効能・効果】
肺動脈性肺高血圧症
【用法・用量】
通常、成人には、マシテンタンとして10mgを1日1回経口投与する。

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