病院、薬局、製薬会社の現役薬剤師が執筆、編集、監修する血液検査での自己抗体
RF(Rheumatoid factor)は関節リウマチ(RA)の診断のための指標。 リウマチ因子、リウマトイド因子とも呼ばれる。 基準値(定量検査) RF:ラテックス凝集比濁法の場合 15IU/mL以下 TIA-RF:免疫比濁法の場合 10U/mL以下 陽性となる疾患 関節リウマチ(RA)。 シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、全身性硬化症、多発性筋炎…続きを読む
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関節リウマチ(RA)の早期の診断目的としての指標が、抗CCP抗体(anti-cyclic citrullinated peptid antibody)である。 抗シトルリン化ペプチド抗体、抗環状シトルリン化ペプチド抗体、ACPAとも呼ばれる。 炎症を起こした滑膜にあるシトルリン化たんぱくに対する自己抗体。 関節リウマチに特異的な自己抗体。 基準値 4.5U/mL未満で陰性 4.5U…続きを読む
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MMP-3 (matrix metalloproteinase 3)は、関節滑膜細胞や、軟骨細胞から産生される蛋白分解酵素で軟骨の代謝回転に関与しています。 関節リウマチでは炎症を起こし、増殖した滑膜細胞からMMP-3が産生され、軟骨破壊を引き起こすと考えられています。 MMP-3は関節リウマチの活動性の評価や関節破壊の予後を予測する目的で測定されます。 基準値 男性:36.9〜121.0…続きを読む
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