製薬

2015年3月3日(火)
参天製薬「シロリムス」欧州での非感染性後眼部ぶどう膜炎治療薬として承認申請

参天製薬株式会社は非感染性後眼部ぶどう膜炎を対象とした「シロリムス(硝子体内投与)」について欧州医薬品庁(EMA: European Medicines Agency)に承認申請を行いました。 シロリムスとは?? シロリムスは、mTOR阻害作用を有する免疫調整薬。mTORは炎症性サイトカインを産生するT細胞の増殖を刺激するが、シロリムスはmTORを阻害することで炎症を抑制し、病状の進行を抑えます…続きを読む

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2015年2月21日(土)
イーケプラ(レベチラセタム)単剤での部分発作治療承認取得

イーケプラ錠(レベチラセタム)の部分発作に対する単剤での投与が承認されました。イーケプラ(レベチラセタム)は他の抗てんかん薬との併用の適応で2010年に日本で発売され、既に10万人以上に使用されている薬剤です。今までは「併用」の縛りがあったことから、他のてんかん治療薬と併用でしか投与ができませんでした。一方海外のガイドラインでは単剤療法での、有効性エビデンスのレベルが高い薬剤であることから、日本に…続きを読む

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2015年2月20日(金)
プロペシアの後発品(ジェネリック)フィナステリド錠、ファイザーが承認取得

ファイザー株式会社は2015年2月19日にプロペシアのジェネリック(GE)である、フィナステリド錠0.2mg「ファイザー」、フィナステリド錠1mg「ファイザー」の製造販売の承認を取得しました。 5α-還元酵素II型阻害剤であるプロペシアは国内では2005年12月にMSD株式会社から発売されており、保険の効かない自費診療として使用されてきました。5α-還元酵素II型阻害剤(フィナステリド錠)の作用…続きを読む

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2015年2月20日(金)
エリキュース(アピキサバン)静脈血栓塞栓症(VTE)の治療・再発抑制での国内効能追加承認申請

ブリストル・マイヤーズ株式会社は新規経口抗凝固薬FXa阻害剤「エリキュース®錠2.5mg/ 5mg」(一般名:アピキサバン)について、「静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制」の適応取得を目的として厚生労働省に承認申請を行った。静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)とは??ブリストルマイヤーズの発表資料によると、VTEは深部静脈血栓症(DVT)及び肺血栓塞栓症…続きを読む

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2015年2月17日(火)
ムコソルバンL錠45mg製造販売承認「小型化で飲みやすく」帝人ファーマ

帝人ファーマは徐放性気道潤滑去痰剤の新製品「ムコソルバンL錠45mg」(一般名:アンブロキソール塩酸塩)の製造販売承認を取得しました。従来販売していたムコソルバンLカプセルは1日1回の服用で去痰効果を発揮し、夕食後に服用することで朝の痰の喀出困難に対して高い効果を発揮する薬剤です。しかし長さが18mmと大きく、高齢者には飲み込みにくいといった問題がありました。今回の「錠剤」は直径7.5mm、厚さ6…続きを読む

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2015年2月16日(月)
プラビックス錠(クロピドグレル)オーソライズドジェネリック(AG)日医工が発売へ

プラビックス(クロピドグレル)のオーソライズドジェネリックが2015年6月ころに日医工から発売されることが決定しました。プラビックスは2014年の日本国内の売り上げは1287億8700万円で、日本で最も売上の高い薬剤です。ブロックバスターの特許切れによる売り上げ低下の影響を少しでも抑えることが、オーソライズドジェネリック発売の狙いと考えられます。プラビックス75mgが282.7円、25mgが112…続きを読む

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2015年2月11日(水)
ボンビバ(イバンドロン酸ナトリウム水和物)の経口薬承認申請【大正・中外】

月1回投与のビスホスホネート製剤である「ボンビバ®静注」の「経口薬」(大正製薬が開発)について2015年2月10日中外製薬が厚生労働省に承認申請を行いました。 ビスホスホネート製剤であるボンビバ(イバンドロン酸ナトリウム水和物)は破骨細胞の働きを抑え、骨吸収を抑えることで骨密度を上昇させます。 従来のボンビバ静注は「静注薬」のため、病院に通い、注射する必要がありました。ワンショットで済むことで…続きを読む

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2015年1月27日(火)
室内塵ダニアレルギー性鼻炎を対象とした減感作療法(アレルゲン免疫療法)薬を承認申請【鳥居】

鳥居薬品は室内塵ダニアレルギー疾患を対象とした減感作療法(アレルゲン免疫療法)薬「TO-203」について、アレルギー性鼻炎を適応症として厚生労働省に製造販売承認の申請を行った。 室内塵ダニアレルギー性鼻炎とは?? 室内塵ダニアレルギー性鼻炎は、室内塵ダニに対するアレルギーが原因となって、くしゃみ、鼻漏、鼻閉、そう痒感などの鼻症状が発現する疾患。 減感作療法(アレルゲン免疫療法) とは??アレル…続きを読む

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2015年1月19日(月)
「アレグラドライシロップ5%」発売、6ヵ月以上の乳幼児に投与可能に【サノフィ】

サノフィ株式会社はアレルギー性疾患治療剤「アレグラドライシロップ5%」(一般名:フェキソフェナジン塩酸塩)を発売した。 アレグラ® ドライシロップ5% 製品概要 製品名 アレグラ®ドライシロップ5%一般名フェキソフェナジン塩酸塩色・剤形 白色の顆粒 効能又は効果 アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うそう痒 用法及び用量 <成人> 通常、成人…続きを読む

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2015年1月16日(金)
DNA技術を用いたエボラ出血熱抗血清製剤の開発を開始【アンジェス】

アンジェスMG株式会社は、遺伝子治療技術を応用し、エボラ出血熱対策医薬品として抗血清製剤の開発を国内で開始したと発表した。 抗血清製剤とは?? 病原体の増殖を阻害する抗体、すなわち中和抗体を有効成分とする医薬品のこと。 どのように精製するのか? エボラ出血熱ウイルスのタンパク質をコードするDNAワクチンをウマに接種して得られる、ウイルスタンパク質に対する抗体を精製して製造。 特徴は?? DN…続きを読む

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