薬局の第一印象は「醸成」していくものである。

この記事を書いた人

伊川勇樹(いかわゆうき)

株式会社ティーダ薬局 代表取締役・管理薬剤師
薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」管理者

アメリカUCLA大学の心理学者/アルバート・メラビアンが1971年に提唱したメラビアンの法則によると、

人物の第一印象は初めて会った時の3~5秒で決まる

と言われています。

これは人物だけでなく薬局の印象も、患者さまが薬局に入られた、「たった3~5秒」で決まってしまいます

私は昔から薬局巡りが趣味で、たとえ処方箋がなくても、ソフトサンティアなどを求めて様々な薬局を訪問してきました。

今まで100軒以上の薬局を尋ねてきましたが、「良い薬局」、「悪い薬局」は店舗に入った瞬間になんとなく分かります。

特に素晴らしいと感じる薬局はスタッフの皆さんが活き活きと仕事をされているのです。
そのような組織風土が自然と薬局のオーラになっているのでしょう。

入った瞬間に温かい気持ちになります。

一方、なんとなく悪い印象を持つ薬局は、案の定スタッフさんの間でギズギズしているように見受けられます。

このような
薬局が醸し出す雰囲気、オーラは一朝一夕で出来上がるものではなく、時間をかけて醸成していくもの
だと私は思います。

小手先のテクニックで第一印象をよくする前に、薬局の雰囲気や、醸し出すオーラを良くする事を一番に考えなければなりません。

ではどうすれば、薬局の雰囲気が良くなるのでしょうか?良い第一印象を持ってもらえるのでしょうか?

それは、薬局のスタッフさんが活き活きと働く事が何よりも大切なのです。

続く。

 

この記事を書いた人

伊川勇樹(いかわゆうき)

株式会社ティーダ薬局 代表取締役・管理薬剤師
薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」管理者

2006年 京都薬科大学 薬学部卒。

調剤併設ドラッグストアのスギ薬局に新卒で入社。
調剤部門エリアマネージャーを経験後、名古屋商科大学院経営管理学修士課程にて2年間経営学を学び、経営管理学修士号(MBA)を取得。
2013年4月、シナジーファルマ株式会社を設立。
2013年8月、薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」をリリース。

薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」は臨床で役立つ学術情報や求人広告を発信し月間24万PV(2023年6月時点)のアクセスが集まるメディアとして運営中。

2021年より福岡県北九州市にてティーダ薬局を運営(管理薬剤師)。

1983年11月 岡山県倉敷市で生まれ、水の都である愛媛県西条市で育つ。
大学より京都・大阪で14年間、沖縄Iターン特集立ち上げのため沖縄県で4年間暮らし、現在は福岡県民。
二児の父親。

当面の目標は、
「息子達の成長スピードに負けないこと」

座右の銘は、
「まくとぅそうけい なんくるないさ」
=「誠実に心をこめて精進していれば、なんとかなる!!」

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