ジェブタナ(カバジタキセル)による発熱性好中球減少症(FN)安全性情報配信【PMDA】

独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)はジェブタナ点滴静注60mg(カバジタキセル アセトン付加物)について重篤な発熱性好中球減少症(FN)に関する安全性情報を発表した。

ジェブタナ点滴静注60mg(カバジタキセル アセトン付加物)はチューブリンの重合を促進し,微小管を安定化することにより細胞分裂を阻害し,腫瘍の増殖を抑制すると考えられているタキサン系抗悪性腫瘍剤である。

ジェブタナ点滴静注60mg(カバジタキセル アセトン付加物)の販売開始(平成26年9月4日)以降,平成26年12月17日までに208人に投与され,死亡例5例を含む28例(情報不足等により因果関係が不明な症例も含む)の重篤なFN症例が報告されている。

FN時の抗生剤の投与及びG-CSF製剤の適切な使用に関する添付文書の記載内容を更に丁寧で具体的なものとし,注意喚起を補うようしている。

PMDA医薬品・医療機器安全性情報より(2015.01.29)

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