【和歌山県】移動式薬局「モバイルファーマシー」を導入 全国で3例目

和歌山県薬剤師会は、災害時に電気や水道が使えなくなっても車内で医薬品を調剤できる災害対応医薬品供給車両「モバイルファーマシー」を導入した。

モバイルファーマシーは平成23年に宮城県が全国で初めて導入し、2014年1月には大分県も導入している。和歌山県は全国3例目となる。

大震災などの災害時にはライフラインが寸断され、薬局も機能を停止して医薬品の供給体制が滞ることが想定される。「モバイルファーマシー」は災害時に被災地に出動して、医療用医薬品を必要とする方々に、医薬品を調剤して提供することを目的としている。

キャンピングカーを改造した車内には、約500品目の薬品が並ぶ錠剤棚や分包機、給排水設備のほか、トイレやシャワーなど生活設備も完備されている。自家発電機やソーラーパネルを搭載し、災害時に必要な電力も確保しているとの事だ。

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