消費者庁は2015年4月8日、OTC薬による副作用について平成21年度から平成25年度までの5年間に死に至った症例が15例、後遺症が残った症例が15例あり、一般用医薬品の副作用でも極めて重篤な状態に陥ることから一般消費者に対して注意喚起を行った。
過去5年間で総合感冒薬(風邪薬)で報告された副作用は400名、うち8人が死亡、後遺症が残った症例数は9人。解熱鎮痛消炎剤で報告された副作用は279名。うち3名が死亡し、後遺症が残った症例数は2名となっている。
副作用の内訳としては中毒性表皮壊死融解症、間質性肺疾患、スティーブンス・ジョンソン症候群、肝障害、肝壊死などがあり、初期症状について説明するとともに、初期症状が現われたら直ちに医師、薬剤師に相談するようにと呼びかけている。
※市販薬の副作用で重症化することも! 初期症状が出たら医師、薬剤師に相談しましょう
(2015.4.8 消費者庁News Release)
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