株式会社こうじゅ舎
我々は「調剤だけが薬剤師の仕事」とは考えていません。
昔の日本は、患者さんは健康に不安が有るとお医者に行く前に、或いはお医者さんに行った帰りに薬局に相談に行きました。今は薬局で調剤をしてもらいますが、心の健康指導は受けていません。まさに日本は“相談難民”大国になってしまいました。
我々は“普通の薬局”を目指しています。調剤することだけが薬剤師の仕事だとは思っていないからです。医薬分業が普通になり、今こそ本当の医薬分業の意義を追求したいと日々考えております。
私達は、患者さんに「効く」と「治る」の違いを教えてあげながら、健康で長生きの提案もしたいと研鑽をしています。患者さんが困ったことは何でも相談しに来てもらい、必要ならば適切なお医者さんをご紹介する。薬の服薬指導とともに生活の改善も提案する。その中で処方箋調剤も行います。居宅へおもむき服薬指導や薬の管理も行なう。そんな普通の薬局として研鑽を積んでいます。
薬局は人生の縮図の様な場所です。千差万別の場面に遭遇します。教科書的な知識だけで患者さんに寄り添えるとは思いません。漢方薬の勉強やカウンセリングの勉強を続けながら西医とは別の物差しを持ってもらうことも大きな薬剤師の基礎体力です。
京阪神に比べれば、距離的に研鑽にハンディーが有るのでは?と心配される方もあります。でも、勉強する人はどこでも頑張ります。勉強しない人は、どんな場所でもやりません。また当方では、今まで漢方の解説書などを数冊作りました。それで特に距離的なハンディーで困った事は有りませんでした。反対にコンパクトな地域コミュニティの中で、多方面のご協力を頂いて、但馬力の底力によって助けてもらい、良い仕事が出来ていると思っています。もし、京阪神にいたら、今の様なスケールの大きな仕事は出来なかったと自信をもって言えます。
建築家は、その英知で己の死後も残る建物を建てます。
音楽家は、その才能で人々に感動を与えます。
我々は、薬を通じてでしか人様の心に寄り添うことはできません。
調剤だけでなく、人助けの出来る薬剤師を目指す方、うちに興味を持っていただければ幸いです。
代表取締役社長 岸本 恭一
2002年 5月 九日市センター薬局開設 | |
2000年 7月 出石センター薬局開設 | |
1999年11月 京町センター薬局開設 | |
1997年11月 株式会社こうじゅ舎設立 |
株式会社こうじゅ舎
〒668-0033
兵庫県豊岡市中央町18-8
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