株式会社コサカ

当社は創業自体は古く８０年以上になりますが、多摩市で開業して５０年になります。

地域に密着することをコンセプトに、長年漢方相談に専門性を見いだして参りました。
また医薬分業が進むにつれ処方箋調剤業務も積極的に行って来ました。漢方相談は刻みの生薬も使い、製剤技術も持ち、専門性の高い治療を手がけております。日本漢方が主体でしたが近年は中医学も取り入れ、選択肢の幅も広いです。

社内に鍼灸院も併設しており、医師との分業だけでなく、鍼灸師との連携もまた分業の一つだと認識しています。
刻み漢方の処方箋も、分け隔て無く応需し、医師の専門的な漢方治療のサポートも使命の一つだと考えています。
施設在宅にも関わり、医師との往診同行や処方提案なども積極的に行っており、薬剤師の理想の姿を追求しています。

薬剤師として、また登録販売者や鍼灸師の専門性も大切にしていますが、全ての業務を行ってこそ医療人だとの認識のもと、積極的に地域の皆様のお役に立てる様努力しているところです。

会社とは広いフィールドだと思っています。
会社の価値観や都合で社員が動くのではなく、社員一人一人がどのように夢や希望をもって活動するのか、どのようなことにチャレンジしたいのか、その目標を具現化する場が会社だと思います。
従って指示待ちだと少し物足りなく思う面もあるかもしれませんが、自分の目的が明確であればあるほど、自由度が高く、可能性の広い会社だと思います。
私自身も専門性や特徴を活かし、自分らしい薬剤師像を実現するために働いています。
そんな夢を共有してお互い高め合えるような人に集まって欲しいと考えて運営しています。

昭和４３年生まれで３才のころより多摩に育ち今に至ります。
理系と言うよりどちらかというと文系の頭なので、薬剤師としては少し変わっている方かもしれません（自分ではわかりませんw）。

趣味は自転車やキャンプで、学生の頃は自転車にテントを積んで野宿で旅したりしていました。
スポーツ観戦も趣味の一つかもしれません。主にアメリカンフットボールを長年見て来て、その辺の人より詳しいと思います。

漢方は傷寒論を読むのが私の勉強の基本なのですが、漢文読むのも趣味と言えるかもしれません。
その辺の変な小説読むより面白いと思っています。時間があれば映画見るのも好きです。

薬剤師がこの世に出現したのは、フリードリッヒ二世が毒殺を免れるため、召し抱えた医師には診断のみをさせ、レシピを書かせ、薬に明るい化学者にそれを見せて「お前ならこの薬を飲むか？飲むとすればどう飲むのが得策か？」と聞いて薬を作らせたのが始まりです。
分かりやすく言うと医薬分業とは、合法的なセカンドオピニオンなのです。

薬剤師の皆さんは自分に嘘をついて仕事していませんか？そうでないことを祈ります。

私自身依頼を受けて、癌患者の治療方針説明、インフォームドコンセントの場に同席したことがあります。

薬剤師は患者に寄り添うのがその役割です。
時には密接に関係を持ち、積極的にその方の人生に関わることもあります。そのような、人と人との信頼づくりが我が社の基本理念にあると考えております。