有限会社 あい調剤薬局

九州の最西端に「五島（ごとう）列島」と言われる島々があります。
当社は、この五島列島最大の島、長崎県五島市の福江島に2店舗を構える薬局です。

離島と言うと、多くの方から次のような質問を頂きます。
●信号機、あるの？
●牛が道路を歩いているって本当？
●勉強会などなくて、情報が入ってこないのでは？
etc

確かにそのような離島もあるかもしれませんが、長崎県五島市の福江島は該当しません。
当社ホームページをご確認ください。
※「五島　あい調剤薬局」で検索頂きますと、結果の上位に表示されます

当社ホームページに詳細がありますが、医療分野に関して申し上げれば、この福江島は全国でも珍しい取り組みがなされています。
薬局の調剤情報（レセプト）データを基に、了承を得た患者情報を国内のサーバセンターに上げ（＝クラウド運用）、薬局のみならず病院の救急外来、消防で必要なときに患者の服薬情報が確認できるシステムを、H26年4月より運用開始しております。

お薬手帳に関しましては、当社薬剤師も啓発につとめ、研究活動、学会発表、論文作成、各種薬系雑誌等への投稿など行いながら、掲示物を自主作成などして患者様のみならず薬剤師の皆様への啓発にも力を注いでおります。
しかしながら、そのような取り組みを行いながらも患者様の携帯率は7〜8割といった所で推移しています。

クラウドに上げた情報を、患者様の承諾の元、毎回の調剤や災害などのいざという時に使用できる安心感は、薬を通じて医療を提供する薬剤師にとっても掛替えの無いものと考えます。


また、当社南町店におきましては、投薬台に動体検知撮影システムを導入しております。
患者様から「薬が足りなかった」「薬が入っていない」という問い合わせを受けることはありませんか？
記録を残すことで、間違いがあったのであればより誠意を持って、間違いが無いのであれば自信を持って誠実に対応することが可能です。何より、この件に関するストレスから開放されるだけで、さらに業務へ集中できるようになります。

離島という人の出入りがある程度限られた地域だからこそ出来る研究・勉強もあります。
先ずは興味を持って頂けましたら幸いです。