こんにちは!ファーマシスタ薬学生代表・現役薬学生の中野です。



本日は、「他学部合同」インターンシップを開催する薬局さんにお邪魔してきました。なんと、薬学生のみならず、栄養学部経済学部経営学部の学生さんも参加しておられるインターンシップです!



そんな一風変わった(?)インターンシップを開催している薬局は・・・



阪神調剤ホールディングさんです!大阪・神戸を中心にどんどん店舗を拡大している阪神調剤ホールディング。その魅力を大阪・梅田で開催されているインターンシップにお邪魔し、直接お話を伺ってきました。

<当日の流れ>

13:00 業界研究

14:00 「就活軸」発見ワーク

〜ちょっと休憩〜他学部に質問「なぜ薬局のISに参加したの?」

15:00 未来創造ゲーム

16:00 各グループ発表

16:30 終了 

本日は、14:00〜の「就活軸」発見ワークから参加させていただきました!

「就活軸」発見ワーク・企業と学生のミスマッチを防ぐ

この企画は、就職後の「こんなはずじゃなかった!」を防ぐため、自分が就職において本当に大切にしていることは何か?を知る企画になっています。







まずは個人ワークです。約50枚の「様々な条件」が書かれたカードの中から、必要だと思う条件のカードを10枚、必要でないと思うカードを10枚直感的に選びます。ここではあまり深く考えないのがポイントです。



皆さん真剣に選んでいるご様子。







10枚ずつ選べたら、それらを「必要だと思う項目」「必要ではないと思う項目」に分けて、理由とともに紙に書き出していきます。私も実際にやってみましたが、理由を書くのがなかなか難しい・・・!



次に、必要だと思う項目をカテゴリ分けしていき、自分がどのカテゴリを重視しているのかグラフ化して可視的に見ていきます。







結果は、①自己成長、②ワークライフバランスやりがい、③社会貢献・職場環境、④給与、の順になりました。自分が思っていた結果とは異なっており、今まで知らなかった自分に出会うことができました。同時に、自分の新たな可能性を知る瞬間でした。



自分でも知らずのうちに本当は自分の希望ではない就活軸で会社を選んでしまったら、会社にとっても自分にとってもミスマッチの原因になりかねません。本当の自分を客観的に知る、なかなか経験できない良い機会になりました。



ちなみに、私がお邪魔させていただいたグループの皆さんの意見をご紹介すると、「やりがい」や「職場環境」は共通して重視されているようでした。特に女性は「ワークライフバランス」を重視する傾向にあり、男性1人は給与面を重視していました。

失敗しない就職活動

(阪神調剤ホールディング・採用担当者さん)

現在の就職活動は売り手市場とはいえ、就活は大切です。これからの人生の方が長いのですから、自分のキャリアは自分自身にしっかりと問いかけ、自分で判断するしかありません。人に聞いたり、人の意見を参考にしても、それは「他人の意見」であって、あなた自身の資質に合っているとは限りません。業界・企業研究の前にまずしっかりと自己理解をしましょう。



今回のこのワークシートは、ぜひ日頃から持ち歩いてほしいと考えています。企業説明会ではよく「質問はありませんか?」と聞かれますが、多くの学生の質問はその意図が伝わっておらず、的外れな質問だと採用担当者に受け取られてしまう可能性があります。



そんな時、このシートをもって自分の価値観を伝えた上で質問することで、相手に「この学生はしっかり考えて就活しているな」と伝わるし、どういう趣旨でその質問をしているのかわかると的確に答えてもらいやすくなります。

〜ちょっと休憩〜 他学部に質問「なぜ薬局のISに参加したの?」

(経営学部・女性)マイナビ主催の合同説明会で人事の松井さんにお会いして、とても雰囲気が良かったので興味を持ってインターンシップに参加しました。薬局のほかには、ブライダルなどのサービス業を考えていて、人を喜ばせる職業に就きたいと考えています。

ミライ創造ゲーム「店舗の課題を解決!」

かかりつけ薬局健康サポート薬局のモデル薬局としてこれから打っていく施策をグループごとに模造紙に書き出し、最終的に発表します。



<課題>健康サポート薬局が地域の方々の健康を支えられるようになる取り組みを考えよ!



<設定>店舗や近隣の地域についての詳しい情報があらかじめ設定(画像参照↓)



今、薬局が実際に直面している課題に挑戦

症状が悪化してすでに病名がついている人というよりは、1次予防的なイメージで、「病気にならないようにするに、薬局ができるサポート」を考えるとのこと。それではディスカッションスタート!



「個人病院の近くなら、病院の待合室に〈肝臓に良い料理のレシピ〉を貼らせてもらうのはどう?」

「店舗内情報でいろいろ計測できる設定なので、それも活かしたいね!」



と、かなりディスカッションが盛り上がっています。中でも印象的だったのが、薬学部・経済学部・栄養学部のすべての方向からの意見が融合されていくところ。



「薬局でならこんな体験会もできそう!」

「チェーン店だから、スケールメリットを活かせる強みがあるよね」

「スーパーと提携すれば、健康レシピの実用性も高まるのでは?」



異なる専門性を持った者同士が議論することで、実現可能性が高まるのです!



なぜならば、薬学生は、薬局に存在するモノと薬局にどんな人がどんなタイミングで訪問するか知っていて、経済学部生は、どんなストーリーを立てれば人が集まり、動くか知っています。栄養学部生は、実現可能性と健康面を考慮してレシピを提案できます。



そのようにして、お互いの知らない分野を補い合い、どんどん議論が現実的になっていくのです。薬学生の皆さん、他学部合同と聞いて「他学部の人もいるのかぁ。なんか緊張しちゃうなぁ」と思っていませんか? 薬剤師として社会を前進させたいと考えているなら、ぜひ他の学部とのディスカッションに飛び込んでみてください!



ディスカッションがまとまったら、模造紙1枚にまとめて発表です!

いよいよ発表

どの班もとても興味深い発表をされていましたが、その中でも私が最も実現しそうだなと思った企画を提案していた班の発表を紹介します!タイトルは「手軽に入れる薬局」です。







発表者「ターゲットは主婦層です。私たちは、〈真の薬局〉の定義を〈すぐ行ける・気軽に行ける・雑談できる場・何をしているか見える〉の4要素とし、それらを実現する取り組みを企画しました。



取り組みとしてはカフェの併設・薬剤師体験を考えました。併設したカフェでは、管理栄養士考案の「病気予防のレシピ」を提示・配布し、カフェに来てくれた患者様の健康管理に役立てていただきます。興味を持っていただいた患者様に「食育」などをテーマにした料理教室を案内し、何度も足を運んでいただくことで〈地域で一番身近な薬局〉を目指します。



加えて薬剤師体験では、子どもたちに薬剤師の仕事を体験してもらいます。小学生を中心にキッザニアが非常に流行していることから、職業体験への関心は母子ともに高いと推定し、近所の薬局でも体験できればなお良いのではないかと考えました。



薬剤師体験の狙いは、親子で薬剤師の仕事を理解できることです。また、子どもが職業体験をしている間、親御さんは併設カフェで休めるように案内します。」

採用担当者の方からもフィードバック

健康サポート薬局の大きな目標は「病気ではない方を支える」ことなので、気軽に相談できる薬局を目指すというのはとても良いと思います。薬剤師体験は当社でもやっていて、ラムネを砕いて分包をしてもらっています。社会見学をしていただくいくことで地域に密着していくという着眼点は、素晴らしいと感じました!より発展させるならば、こういうイベントをやる上で集客をどうするかというところもまだまだ議論できそうですね。

健康サポート薬局が始まったのは去年の10月からです。まだ実現に向けて手探りな部分も多いですが、求められてる姿は決まっています。加えて、気軽に相談できる薬局があっても認知されていなければ患者様に足を運んでいただけないので、いかに認知度を上げるかがこれからの課題です。



「健康のサポート」という大きなくくりが生まれたことで、医療だけでなく様々な分野からの介入が可能になりました。今までの考えを払拭して課題解決したい!と思っている方に、阪神調剤ホールディングの選考に来てほしいと思っています。

参加者が得たこと・一番面白かったことは?

薬学生

学部関係なく話せたことです。こんな機会、滅多にないので…(笑)薬学は総合大学の中でも孤立している印象があるので、とても楽しかったです。

栄養学部生

全然違う学科の人と話して、同じテーマで議論していてもそれぞれ考え方が違うということを実感しました。また、同じ学科の人の話も改めて聞けて良かったです。学校でもグループワークは頻繁に行いますが、いつもと違って多角的に意見を出してもらえて勉強になりました。

経済学部生

全然薬学とは関係ない学部ですが、薬局をどうしていったらいいかをいろんな視点から考えることができて良かったです。

経営学部生

経営学部視点で課題見つけて解決していくのは楽しかったです。どうすればいい企画ができるかという流れは、僕の専門分野なので分かっていましたが、それを多方面の意見をつなげて結果にできたのがよかったです。流れは僕が作りましたが、薬学や栄養学の知識を活かして僕たちなりの答えを導きだすことができました。

感想

やはり、他学部合同の薬局インターンシップはとても刺激的でした!文中でも述べましたが、様々な学部からの意見で企画が肉付けされていき、どんどん現実的になっていきます。こんな楽しい作業を仕事にできるのかと思うと、ワクワクしました!

また、薬学部以外の新卒採用も積極的にやっておられるようですので、興味を持たれた方は是非一度お話を聞きに行ってみてはいかがでしょうか?

新卒採用サイト▼

http://www.hanshin.holdings/recruit_f/