こんにちは!ファーマシスタ薬学生代表・現役薬学生の中野です。

今回は、阪神調剤ホールディングの人財開発部の3名の方に取材してきました!

就活真っ只中の皆さん、面接で緊張も最高潮の中、採用担当者からの際どい質問にいつも苦しんでいますよね・・・

今日はなんと、そんな「就活でよく聞かれること」を、採用担当者の皆様に「逆質問」してきました!面接は平たく言えば「その学生がどんな素質(マインド)を持っているか?」を採用側が知るためのものです。ということは、同じ質問をすればその企業がどんな素質を持った企業か知ることができるのでは・・・?

就職先を調剤薬局で考えている薬学生の方は、ぜひ参考にしてみてください!

阪神調剤ホールディングの強み・繋がりと透明性

(写真左・人財開発部松井さん、右・人財開発部谷口さん)

(人材開発部・谷口さん)阪神調剤ホールディングの人材開発部に転職してきて2ヶ月の谷口です。前職でも採用の仕事をしていました。

阪神調剤ホールディングは、入社前後でイメージの差異がない会社です。

私が当社の面接を受けた際、「仕事において何を大切にしているか」とお聞きしたら、「1番大切にしているのは、人と人との繋がり」とおっしゃっていたことを覚えています。実際に入社してみて、本当にその通りだと感じました。また、入社時期の影響もあって、入って2ヶ月目であるにも関わらず、色んな仕事をさせてもらっています。早い段階で、学生さんと触れ合える機会をどんどん与えてくれますね。これは当社で働く薬剤師さんにとっても同じだと思います。

様々な個性の人がいますが、どんな人でもチャレンジできる環境です。「やりましょう!」と言った人にどんどん任されていきますし、だからこそ会社の成長速度に合わせて研修制度を作ったりすることができるのだと思います。今まで経験したどの会社より早い段階で、チャレンジさせてもらえる会社です。

(笹野さん)海外研修やレジデントなど、若い方も含め、全員にチャンスのある会社です。昨年は入社2年目の新人薬剤師さんが海外研修に行っていました。

前職で300社以上の会社の方とお話しさせていただく機会がありましたが、阪神調剤ホールディングは透明性が高い会社だと思います。

ーー(中野)「透明性が高い」とはどういうことでしょうか。 

「機会が平等」ということです。

調剤薬局は、長くても40年程度の薬局さんがほとんどです。そのため、研修制度 / 評価制度があっても、その評価の決め方や、誰にチャンスを与えるか?といった点でまだまだ制度が至らず、平等に制度・評価を受けられないことも多々あるのが現実です。その点、阪神調剤ホールディングは評価基準が明確に決まっており、全員が客観的な評価を受けることができます。そういう意味で「透明性が高い」と感じています。

今から就職活動をしようとしている学生さんの夢を壊すようですが・・・、社会人は学生と違って平等じゃないことも多々あります。「好き嫌い人事」があっても許されることもありますし、理不尽なことも多いです。大企業でも、「お気に入り人事」が平然と存在することもあると思います。



しかし、阪神調剤ホールディングは違うと感じています。

阪神調剤ホールディングの弱み

(笹野さん)良い面でもあり悪い面でもあると思いますが、お金にガツガツしていないところです。数字ばかりを追いかけることはしません。100%患者さんの方を向いた経営を心がけています。

例えば、少し前の調剤報酬改定で、在宅訪問を行うと点数がつくようになりました。しかし、改定前から在宅訪問をさせていただいていた患者さんには、制度が変わっても点数を頂いていないケースもあります。急に点数(=料金)が高くなって、患者さんがびっくりするかもしれませんし、「高くなるなら他の薬局にしようかな・・・」と患者さんに思われてしまうと、本来「かかりつけ」を意識した改定であるにも関わらず薬局を転々とすることになってしまい、本末転倒な結果になってしまいます。

患者さんを第一に考える、それが当社の強みでもあるのかなと思っています。

阪神調剤ホールディングの現在の課題

(人財開発部 採用課長・松井さん)現在、阪神調剤ホールディングでは M&A に力を入れており、もの凄い速さで会社の規模が大きくなっています。M&A が進むにつれて調剤薬局の店舗数も増えていますが、そういったところに、制度を追いつかせていくことが現在の課題ですね。今いる従業員も大切にしながら、これから入ってきてくれる方やグループ会社が納得するような制度を決めていかなければならないと考えています。しかし M&A を緩やかにすることはありません。今後もどんどん力を入れていく予定です。

阪神調剤ホールディングがめざす採用・意識改革

(笹野さん)これからの薬局は、処方箋に書かれた薬を渡し、服薬指導するだけではなく、患者さんの生活も考慮した薬学管理を積極的に行うことが重要です。



また、処方箋がなくても来局してもらえる薬局を目指すにあたって、従業員の意識改革も非常に重要だと考えています。優秀かつ意欲的な人材を確保していくことが経営に関わるため、その人個人を見て採用しています。薬剤師免許を持っていれば誰でもいいという採用だと厳しく感じています。

ーー(中野)薬局志望の薬学生の中には、「薬剤師が欲しいんじゃなくて、薬剤師免許が欲しいだけだから誰でも採用してもらえる」という意見もあります

(松井さん)私たちもよく言われますね(笑)これは本当に深刻な問題で、「薬剤師免許持ってればいいんでしょ?」と思ってる学生がいるということは、そう思って入社してくる人がいるということです。新しいことに挑戦する人も少ないかもしれません。



採用は、どの業界も共通して未来の課題です。とくに薬剤師採用は売り手市場なだけに、難しい部分もあります。悩んだ末、薬剤師業界にはめずらしく適性検査を導入したときは、社内で変人扱いされましたね(笑)「薬剤師免許を持っているというだけで、ある程度質が担保されるのになぜ?採用できる人もできなくなったらどうするの?」と言われたこともありました。



一切言うこと聞きませんでしたが(笑)



採用人数が確保できるかどうかは別として、適性検査の結果は入社後の働きぶりとほぼ一致するので、入社後の参考にしてますね。採用する人はほぼ変わりませんが、学生は毎年変わります。採用方法も毎年ブラッシュアップしています。

周りからどんな会社だと言われるか・大企業としての阪神調剤ホールディング

(笹野さん)関西で店舗を広げている薬局さんからは、「阪神調剤ホールディングは M&A に力を入れているので、一気に追い抜かれた感がある」「自分たちと同じだと思っていたけど、今は薬局というより大手企業という感じ」、店舗取材に来られた大手就活情報サイトの方からは、「勢いがある」「明るい従業員が多い」と言っていただきました。

(松井さん)奥さんからは、「ほんまにいい人たちに囲まれて仕事できてるねんから感謝しいや!」と言われています(笑)



(笹野さん)採用に若い人が入ったことで採用が変わり、採用が変わったことで会社全体がどんどん変化しています。そういった点も、阪神調剤ホールディングが大企業へと変化しているところだと思います。

阪神調剤ホールディングの今後・薬局から大企業へ

(笹野さん)個人的な意見ですが、薬局って、薬局運営だけやっていても経営は成り立つと思います。他の大手も阪神調剤ホールディングも、以前はそうでした。でも、どこかのタイミングでちゃんとした「企業」になっていこうと切り変われたんです。

例えば、全部で5店舗の薬局企業なら、組織化しなくても経営が成り立ちます。80店舗でも、利益があれば成り立つでしょう。しかし、どこかのタイミングで「そろそろ組織化しないとな」と切り替えられた大手薬局が、ちゃんとした「企業」への1歩を踏み出せているんだと思います。阪神調剤ホールディングは今後、組織化された「企業」へと生まれ変わります。

(松井さん)阪神調剤ホールディングも今はもう400店舗。薬局が「企業」という発想はあまりないかもしれませんが、阪神調剤ホールディングは今、組織化していくタイミングだと思います。

ーー(中野)阪神調剤ホールディングは、以前は上場企業でした。今後再上場の予定は?



(松井さん)上場するということは、ステークホルダーを見ることになります。阪神調剤ホールディングは株式会社ですが、株主さんだけを見ていれば良いという会社ではないので、今のところ再上場をする予定はありません。患者さんのことを第一に考えるのが、私たちの社会における存在意義だと考えています。

(笹野さん)上場すると、どうしても株主向けのビジネスや取り組みに注力してしまいがちです。株主さんの方ばかりを向いた意思決定・決断になってしまうこともあります。阪神調剤ホールディングは、患者さんと従業員の方を向いて成長していきたいと思います。

感想

取材や合同説明会で、様々な会社の採用担当者様とお話しする機会がありますが、これほどまでに採用に力を入れている薬局はないように思います。「組織化された大企業」「M&A」が、阪神調剤ホールディングを知る上での重要なキーワードではないでしょうか。
組織が巨大化していくとともに制度がおろそかになるのではなく、しっかりと整えていく。「人」と大切にする阪神調剤ホールディングの姿勢が、そんなところに垣間見えるのではないかと思います。